腰痛体験記

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僕がこれまで辿ってきた、 「腰痛~完治までの道のり~」

読んでくださった方が、ご自身の腰痛に対して前向きになり、勇気を持っていただけたらうれしいです。

最初の発症

思えば、最初の発症は小学校3年生でした。

当時、僕は父親から「ピアノ」を習わされていました。

大人になってみれば、「男の子がピアノを弾けるなんて、かっこいい」と思えるのですが、当時の僕は「女の子がやるものを、なんで男の僕が?」と恥ずかしい思いでした。

つまり、とんでもなくイヤイヤだったのです。

そう、最初の発症はそのピアノの練習中でした。

ピアノによくある「背もたれのない椅子」から、後ろの楽譜を取ろうと手を伸ばした瞬間、

「グキッ!!」

今でもその情景を覚えています。

それからしばらくは動くことができず、翌日は学校を休みました。

二度目の発症

それ以来、どこか腰に違和感を覚えた僕ですが、二度目の事件が起きます。

中学に進学した僕は、テニス部に入部します。

そこで一生懸命練習していた僕は、腰痛を発症。整形外科で診察してもらうと、 スポーツをする中学生によくある 「分離すべり症」と診断されてしまいます。

僕のコルセット生活はここから始まりました。

テニスでそこそこ活躍できた僕は、診断を受けてからも競技を止めず、その後、高校-大学と続けます。

その間に買ったコルセットの数はいくつでしょう?

病院で処方される「白いコルセット」から市販のメーカーが作っている「黒いコルセット」、「幅が広いもの」から「骨盤用」まで、いろんな種類を試しました。

しかし、それらを試しても腰痛は治まらず、徐々に痛みは増していきました。

その痛みは腰部から臀部に広がり、右太ももの外側は常にしびれたように感じ、すねの外側もジンジンしていました。

さらに5分以上立っていると、痛みと痺れでじっとしていられなくなってしましました。

そして、大学2年の夏、ついに手術に踏み切ります。

手術

僕が受けた手術は、骨盤の一部を削り腰椎に間に埋め込み、ボルトで固定する 「脊椎固定術」といわれるものでした。

手術時間が約5時間、もちろん全身麻酔で、20年以上たった今でも手術室に入る時、麻酔を点滴から注入したとき、そして手術が終わり、目が覚め家族の顔を見た時のことを覚えています。

当時まだ若かった僕は、手術の怖さよりも興味の方が強く、その後の苦しみのことは全く想像していませんでした。

手術後は約1週間の安静の指示……、まさにここからが地獄の始まりでした。

手術後の地獄

第一の地獄:痛い!!!!!!!

麻酔が切れてくると全身の感覚が戻ってきます。つまり徐々に手術した傷口の感覚が戻ってきたのです。

考えてみれば当然なのですが、身体を切って削っているわけです。痛くないはずがないです。

足を少し動かすのも痛い、寝返りなんでもってのほか、人がベッドに触れただけでも痛むのです。

床ずれが起こる理由を身をもって理解しました。

第二の地獄:トイレに行けない

一週間のベッド上での安静が指示された僕は、トイレに行くことができません。

の方は管が入れられていたので大丈夫でだったのですが、困ったのが

痛みに耐えながらも食欲のあった僕は、病院食だけでは足りず、母に差し入れをしてもらっていました。

しかし食べれば食べるほど溜まっていくのは必然。

4日間我慢していたのですが、ついに堪えきれず、一度だけ看護師さんのお世話になりました。

まだ二十歳の青年が、若い看護師さんにのお世話になる、この辛さは今も忘れられません。

第三の地獄:体力低下

一週間がたち、やっと離床の許可が出ました。

そして、いざトイレに行こうとしたのですが、一週間ベッド上で過ごした僕のは、全く力が入らなくなってしまっていました。

当時は今と違って、手術後すぐにリハビリをする環境ではありませんでした。

そのため、いざ床に足をついて立とうとしても、全く力が入らないのです。

そのため、目と鼻の先にあるトイレには、痛みにうめきながら、2時間かけて這っていきました。

このように、手術を受けるということは、まさにの地獄の思いをするということです。

手術後の経過

こんな地獄を味わいながら、その後、肝心の腰痛は良くなったのか……?

答えは、No!

いくらからマシになった気はしましたが、それでも痛みはあるし、右太もものシビレ感はあるし、効果を実感することはできませんでした。

あとあと分かったのですが、手術(脊椎固定術)の予後は保存療法と大差ないのです。

つまり、「やってもやらなくても同じ」

そんなことは知らず、あんなつらい思いをしたのです。

腰痛が治った!

では、その腰痛を今も引きずっているか?

答えは、No!!

今は、完治しました!

では、それはどうやってか。

それは鍼灸専門学校時代に戻ります。

専門学校時代

僕は大学卒業後、一度会社員になりましたが、30歳を過ぎるころ鍼灸マッサージの専門学校に入ります。

このきっかけはいろいろあるのですが、この腰痛体験が影響していることは間違いありません。

しかしこの頃は、まだ腰痛が治っていませんでした。

「自分が鍼灸やマッサージを受けて治ったので、志すようになりました」といえばかっこいいのですが、残念ながらそうではありません。

むしろ鍼灸で「治るのではないか」と期待して入学したところがあります。

しかし、入学して感じたのは、「鍼灸では治らないな」ということでした。

勉強の傍ら、いろいろな有名な先生のところに体験も兼ねて治療していただきました。遠くは仙台まで。

ですが、それらの先生の治療を受けても僕の腰痛は一向に変化しなかったのです。

そんな頃、「腰痛」に関してグループで研究、発表する機会がありました。

そんなとき、一冊の本に出合います

「腰痛」は終わる!

タイトルが「治る」ではなく、「終わる」と書かれたところに興味を惹かれ、読み始めます。

そこに書かれていた内容に、僕は衝撃を受けます。

・椎間板の変化は異常とは言えない

・姿勢と腰痛との間に因果関係はない

・腰痛がなくても、背骨や骨盤の異常はある

・老化と腰痛は無関係

これらに興味を抱いた僕は、関連する本も読み始めます。

これらの本には「痛みは脳で作られる」「心の痛みが腰痛として表れている」といった内容が書かれていました。

この内容は、僕にとって本当に衝撃的でした。
そして、自分自身の腰痛を振り返ってみると、まさに納得することばかりだったのです。

そして、対処法を実践し始めます。

  1. 今の自分の心の痛みは何か?
  2. リラクゼーション
  3. 腰痛がある(なる)ことを恐れず、動く

すると、これまで何をしても変化がなかった腰痛が変化していったのです。

一般的には難しいとされる「しびれ」もなくなっていったのです。

信じられないかもしれませんが、これは僕の身体に起こった事実です。

今仮に、僕が腰痛として整形外科に行ったらどうでしょう?
間違いなくレントゲンを撮られ、「あー腰椎がずれてる」や「変形してる」と言われるでしょうね。

しかし、今の僕には「腰痛は全くない」のです。

そう、

  • 変形していても
  • 骨盤がずれていても
  • 姿勢が悪くても

あなたの「腰痛も良くなる」心から僕はそう信じています。

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